こんにちは、しーまです。
「君は声が低いから、何を話しているか聞き取れない」
これは僕がよく言われている言葉だった。
昔は自分の声が届かないことがとても悩みで、改善を試みようと他人のブログを漁っていた。
基本的には、【腹から声を出す・腹式呼吸を意識する】というもの。
ただ、それでは具体的にどうしていいかわからない。
だがとりあえず、お腹に空気をためて思いっきり叫んでみた。
飲み会の席で、ドリンクを注文する際のこと、
自分の出しうる力(声)を出したつもりだが、雑音の多い中では店員には聞き取ってもらえなかった。
この時の距離は約3mくらいだろうか。
僕の全力を「他にご注文はございますか?」という言葉で無に帰したのだ。
幸いにも、中間地点にいた友達が仲介してくれたことによって事なきを得たが、
あのままでは注文をスルーされてしまうところだ。
もちろん、雑音がないところでは僕の声は聞き取ってもらえる。
それがたとえ3m離れていても。
声を大きく出す方法は存在する
今回の記事で言いたい事はコレだ。
昔の僕のように、声が低く、ボソボソ声と言われた人間でも、
雑音の中、注文を通す事はできるようになった。
その方法は簡単で、
腹から声を出すというものではなく、
鼻から声を出すというもの。
まあ細かい事を言えば、腹から声は出ないし、鼻からも声は出ない。
物理的に不可能だが、これは感覚の問題だ。
試しに普段からボソボソ話をしている方は、鼻から声を出す意識を試してもらいたい。
だが、最初は上手く出来ないかもしれない。
僕はこの方法を試してすぐに出来た訳ではないが、
ある程度練習すると自分でもうるさいと思うレベルまで声を出す事が出来るようになった。
ちなみに僕が撮っているyoutube動画は基本的にボソボソ声で話をしている。
それは、近所迷惑になるからだ。
出来る限り声は抑えるようにしている。
幾つかの注意点
僕が鼻から声を出すという方法を用いて、
声の大きさを改善する方法は、主に僕と似ている人に効果があるのではないか?と考えている。
その特徴は【声が低い・身長が高い・小中高アパート暮らし・話の内容を他人に聞かれたくない】である。
声が高い人は、そもそも声が通らないという事態にすらならないだろう。雑音の中でも、その高音は駆け抜けていくに違いない。(もし違ったらゴメンなさい)
次に身長が高いというのは、これは基本的に話す相手が目線よりも下にいるため、
話すときの意識が常に下を向いてしまうからだ。
この下向きの意識のせいで、無意識のうちにこもるような声を作り出しているのかもしれない。
つまり、喉で音が響いている状態になっている。
これを鼻から声を出す意識によって上に向けるのだ。
おそらく僕は、この意識によって鼻腔共鳴が出来るようになったおかげで、声のボリュームが増したのだろう。
最後の【小中高アパート暮らし及び他人に話を聞かれたくない】については、これは心理的なブロックをかけることの要因になっていると考えている。
僕が改善に時間がかかったのはこのせいかもしれない。
大きな声を出してはいけないという教えを受けて育ったため、大きな声を出すことを無意識のうちに悪だと捉えている。そんな節がある。
また、基本的に自分の話を他人に聞かれたくないため小声で話をしてしまう。
そのために、鼻から声を出すことを無意識のうちに避けてしまうといった事が多くあったが、
この解消には、ヒトカラが大いに役立った。(日常会話ではまだ時々避けてしまっているが)
カラオケ店であれば、叫んでもある程度は文句を言われないので、心理的なブロックも外しやすくなった。
それと行った回数は1回や2回ではない。
ほぼ毎週のペースで行っていた。
そして、鼻から声を出す。
最初のうちは上手く出来ないかもしれない。
けれど慣れれば出来るようになる。
ただ声を大きく出来ると次の問題が発生する。
それは自分の声がうるさすぎて、声を出すのが嫌になることだ。
それまでは自分のボソボソした声しか聞いていなかったわけで、
その状態でいきなり大きな声に変えれば、「うるせえ」となるのは必然。
だから次のステップは自分をその声に慣らすことだ。
今僕はこの段階にいるが、どうもうるさい自分の声が好きではない。
耳にキンキン響いて頭が痛くなる。
ただ今後はこの問題も解決しなければいけないのだと思う。
なぜなら、声が小さいと不利だからである。
声が小さいとこの世界では生き辛い。
声が大きなものが得をしているように僕は感じている。
バイト・面接・営業など至る所でそういった感じを受ける。
あなたはそう感じたことはないだろうか?
だからこそ、声は大きくしておいたほうが
長い人生で、お得感満載なわけだ。
ということでこの辺で〜。